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週刊少年ジャンプ 感想

2003年2号

12−10 

せっかく全財産を削ってまでジャンプ買ったので、ネタとして有効利用しようと思います。いわゆるジャンプ感想コーナーって奴です。でも次回は無いかもしれません。

ちなみに僕はジャンプとは二年ぐらいご無沙汰していて、ここ数ヶ月は隔週で読んでいる、という程度です。あまり詳しくありません。と、今のうちに逃げ道を作っておく。

TATTO HERTS( タトゥーハーツ )  :  加治佐修(かじさ おさむ)

新連載です。加治佐(一発変換)にとっては初連載でもあるらしいです。

設定は、特別な墨と彫り師によって刺青を施すと、施された者は刺青の文字に応じた力を手に入れるという、能力バトルものの雰囲気。主人公の 莫山(ばくざん) 君が漫画的勘違いでこの墨で「粋」の刺青をされてしまいます。んで漫画的必然で墨の力を使ってなんぞやらかそうとしている謎の組織に狙われてしまうわけですね。

この手の巻き込まれ型の話では、放っておけば主人公は能力を使わない様子なのに、謎の組織がいつまでも主人公を追いかける(それも何人か犠牲を払っても)というのに「いいかげん放っとけよ!」と突っ込みたくなる事が多いのですが、「タトゥーの持ち主を殺せば墨を回収できる」という設定を作っておいたことで主人公がいつまでも追いまわされる理由を上手く作ってあります。莫山君ご愁傷様です。

同時に、「タトゥーの持ち主を殺せば墨を回収できる」ということは、主人公が、殺した相手の墨の力で強くなるという伏線にもなっています(ちょっと考えるとエグいですが)。彫り師の 花音(かのん) が借金返済のためくっ付いていくのも、新しい墨を彫ってもらう人が必要なためです(たぶん)。敵役にいつまでも追いまわされる理由と、主人公がパワーアップする理由を一つの設定で同時に説明したのは上手いと思います。どっちも長期連載には必要な説明ですし。

ただ、だからと言って長期連載になれるかどうかはやや微妙。いまいち没個性気味なので。最もジャンプに能力バトルが多すぎるのが原因ですけど(ジョジョ(スタンド)、ハンター(念能力)、ナルト(忍術)、マンキン(オーバーソウル)、黒猫(名前忘れました))。

NARUTO( ナルト )  :  岸本斉史(きしもと まさし)

で、ナルトです。こっちは「綱手」という人を捜す旅に出たところのようです。綱手はギャンブル狂で借金を抱えており、借金取りから逃れるために変化の術で容姿を変えている。だから捜すのに時間がかかる。探している間は修行して時間を有効利用しよう、と、そういう話。

この漫画は上忍>中忍>下忍という力関係がハッキリしている、ある意味年功序列な世界設定なので、主人公はナルトだけど戦闘に入ると影が薄く、先生ばかり目立つという欠点があります。なので、ナルトを鍛えるのは良い事です。二週間分ぐらいかけてビシビシやっちゃってください。

アイシールド21  :  原作稲垣理一郎(いながき りいちろう) 漫画村田雄介(むらた ゆうすけ)

この漫画の何がすごいって話の密度ですね。今週号だけでセナは、

  1. 筋肉痛(試合の後遺症、なごり)を味わう(たぶんこの時点では試合はもうこりごりだと思っている)
  2. 普段の生活に戻る(ここで日常に物足りなさを感じる)
  3. 試合の時の写真整理をさせられる(ここでタッチダウンの時など、試合の楽しさを思い出す。最後に進の写真が出てくることで、敗北を実感する)
  4. 涙が出てくる(今までに「試合は楽しかった→でももう試合は終わった→それは進に負けたからだ」という流れがあるから、説明不足を感じさせない)
  5. アメフトには春大会のほかに秋大会があることを知らされ、勝負はこれからだったと悟る
  6. 雨の中を練習する

とまあこんなにもステップを踏んでいるわけです。いきなりセナが雨の中を練習しだしたのでは、ここまで説得力は出ないはず。細かい段階を踏んでいるから(そしてそれがいずれも自然な流れだから)、最後の練習シーンが映えるわけです。んでサブタイトルが「序章最終話」。来週から新章突入ですよーと、こう来る。なんと綺麗な話運び。

ところで来週から多分部員集めなんですけど、あまり新キャラをバンバン登場させないで欲しいです。話を上手く動かせる登場人数、というのがあるはずで、「スラムダンク」もスタメン5人+メガネ君、「ドカベン」も山田岩鬼殿馬里中、といった主役以外の描写は抑えてました。野球・サッカー・アメフトのような選手人数が多い競技では、脇役を抑えないとキャラを殺す事になりかねません(ミスフルはすでにキャラの個性のインフレに陥ってると思います)。多分上限は7人ぐらいだと思うので、セナとヒル魔と栗田とまもりを引いて、新キャラは3人ぐらいに抑えとくのがよろしいかと思います。脇は石丸とかで固めましょう。

ONE PIECE(ワンピース)  :  尾田栄一郎(おだ えいいちろう)

「貝」の効用が説明されました。要はアナスイです。「そして解き放つ!」さらに神官が持つ、相手の動きを先読みする能力。要はドッピオです。「とぉるるるる」

全然話が見えないのですが、とにかく神様とゲリラとルフィが島で殺し合いをやっちゃってるみたいです。サンジとナミとウソップは船に居ます。じゃあ他の面々は何をやってるのか? やっぱり殺しあうんだろうなぁ。

しかし空島の戦闘技術は下界に比べて相当レベルが高いようで、つまりここの人たちにルフィとかゾロが勝っちゃったら、もはや下界に敵はいない事になってしまいます(いまさらですが)。と、いうことは、これから先はラスボス級(シャンクスとか)でないとルフィに勝てないでしょうから、空島編が終わったら、いよいよワンピースも大詰めに入るってことなのでしょうか。

グラナダ -究極科学探検隊-  :  いとうみきお

扉絵がいい感じでした。が、話が読みきりの焼きなおしです。二話目なのに。

ていうかこれ、一話完結型なのでしょうか。今週全く話が進んでいないのですが。

うーん、書くことが無いです。科学好きなんで頑張って欲しい。勢いよりも薀蓄を。

いちご100%  :  川下水希(かわした みずき)

ワンピース以上に話が見えないのですが。真ん中君に何が起こりましたか?

テニスの王子様  :  許斐剛(このみ たけし)

手塚先輩が故障のため宮崎へ。って、今夏休みなんでしょうか? 平気で九州へ行っちゃってるところを見ると。

キャプテン代理・大石先輩(だっけ?)の作戦に上手く乗せられ、俄然やる気を出す越前・桃城・海堂。チームがまとまったところで今週終了。

この漫画もキャラを多く出しすぎてるきらいがあるんで、手塚を消して主人公たちと大石をクローズアップした今週は、いい布石になるんじゃないかと。でもあくまで布石なので、読んでてあまり面白くはありませんでした。

ボボボーボ・ボーボボ  :  澤井啓夫(さわい よしお)

この漫画にしては珍しく突っ込み常識派RTAキャラの敵が現れたようです。しかし突っ込みがややワンパターン。まあ魚雷だからしょうがないか。



これ、意外と疲れる。一日で全部やるのは無理みたいです。明日に続くー。

12−11 

昨日のジャンプ感想の続きー。

BLACK CAT( ブラックキャット )  :  矢吹健太郎(やぶき けんたろう)

いつの間にやら過去編に。「レールガン」ってのを見てみたかったんですが、まあ、いいや。

クリードが「トレイン萌え〜」となる理由が甘いと思います。「君はいい目をしている」はちょっと、使い古された表現な上に絵で見てもどこがいい目なのかわからないのでイマイチ。しかもどういう目だからいいのかというと、「自分以外の何も信じていない目」これもありがち。

ありがちが悪いというんじゃないですが、この場合クリードは「狂気」の世界に入り込んじゃうわけですから、動機がありがちでは説得力に欠けるんですよ。ありがち=常識的ですから、クリードの狂気を表すにはもっとぶっ飛んだ理由で「トレイン萌え〜」にならせてやって欲しかったですね。この後世界征服目指しちゃう人なんですよ、この人は。

ひょっとして先週以前にはちゃんとその「もっとぶっ飛んだ理由」が書かれていたのかもしれないですが、まあ、その時はその時で。

遊戯王  :  高橋和希(たかはし かずき)

いつの間にやら過去編に。ていうかバトルものに? 

わりとカコイイ展開なので見守っておく事にします。

こちら葛飾区亀有公園前派出所  :  秋本治(あきもと おさむ)

焼き直しのネタ。……はまあいいとしても、ホンダラ拳が出てきたあたりの絵はひどすぎ。僕みたいな絵心の無い人間に絵がひどいといわれるのは相当なひどさですよ。それなのに背景すら書かれていないコマが多いとは。

ナルトとか和月組のウマーなアシスタントを借りてきたほうがいいんじゃないでしょうか。

Mr.FULLSWING(ミスターフルスイング)  :  鈴木信也(すずき しんや)

どういう練習すれば金属バットが砕け折れますか?

王者華武高校が「半減野球」を提案。攻撃イニング(五回しか攻撃しない)、守備範囲(内野手6人のみ)、ストライクゾーン(低め半分なのか高め半分なのか?)、選手力(二軍を起用)をそれぞれ半分にして戦ってあげるとのことです。

しかし二軍は一軍の半分しか実力が無いのでしょうか。意外と華武高校、誰か怪我したら弱いのかもしれません。

BLEACH(ブリーチ)  :  久保帯人(くぼ たいと)

一護は刀に霊気が詰まっていないから弱いらしいです。霊気の大きさだけじゃなく、密度が大事だってことですね。

なるほど一点集中! が必要なのはよく分かりました。しかし一点集中! することと刀の名前を呼ぶ事とのつながりが分かりません。なぜ刀の名前を呼ぶ事で密度が低いという欠点が解消されるのか。

あと、帽子の人に「まだ戦う気ならアタシはキミを殺します」といわれて「殺されちまう! 逃げろ!」という主人公も主人公ですが、なぜ帽子の人はそれを追いかけますか? どっちにしても殺されるんですね、一護。

なんか説明不足気味な気がします。後半のセリフの掛け合いは良かったです。

HUNTERxHUNTER(ハンターハンター)  :  冨樫義博(とがし よしひろ)

ツェ「キルアのその怪我じゃ無理だ、私が代わりにゴンをサポートするから外野へ来い」
キル「それじゃ逃げた事になる」
ゴン「キルアじゃなきゃだめなんだ」
うーん、ちょっとこの漫画にしてはわざわざ真っ向勝負するための理由が弱いかと。まあここで、「キルアじゃなきゃだめなんだ」と言っておく事が話全体にとっては重要なのかもしれませんが。

で、レイザーさんがバレーのスパイク戦法に出ました。そういえば確かにバレー選手っぽい風貌ですね、この人。

プリティフェイス  :  叶 泰弘(かのう やすひろ)

いつのまにか話が動いてます。それも結構テンポがいい。期待。

Ultra Red(ウルトラレッド)  :  鈴木 央(すずき なかば)

結局トルネードスルーはフック系の技なのでしょうか。なんにせよあの動きじゃ当たっても痛くなさそうな気がしますが。

ROOKIES(ルーキーズ)  :  森田まさのり(もりた まさのり)

とりあえず最強の敵を倒しちゃったからには、一方的過ぎて萎えない試合を書くためにも主人公チームにハンデをつける必要があります。……しかし、重すぎ。追い込みすぎ。

でも「監督不在+レギュラー何人か怪我」って、ミスフルの「攻撃イニング半減野手半減ストライクゾーン半減二軍選手のみ起用」に比べたら、かなり軽いハンデに見えてくるから不思議。何事も書き方次第ってことでしょうか。

ストーンオーシャン  :  荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)

アナスイかっけなー。でも神父が登場してきた……。

ていうか、神父登場の意味はあるんでしょうか。本体が近くに来るとパワーが増すとか? 折角遠くから操れるスタンドなんだから、本体を晒さない方がいいと思いますが。

いつもにまして構図がイイです。エンポリオがウザいのだけが問題。

ピューっと吹く! ジャガー  :  うすた京介(うすた きょうすけ)

寒中あずきハシつまみ別皿移し対決、何かの折に使えそう。



ああ、こりゃ疲れる。来週は無いですね、多分。

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