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週刊少年ジャンプ 感想

2005年12号

2-23 ジャンプ12号

リハビリ更新。

魔人探偵脳噛ネウロ  :  松井優征(まつい ゆうせい)

ページごとに仕掛けが用意してあって、面白い。しかも(偉そうな言い方だが)この人はまだまだ成長しそうだ。

伸びそうというからには伸びしろがあるわけで、描きたいものに筆が追いついてないような印象を受ける部分が読んでいてよく目に付く。特に画力部分に多く、その中でも人体に多い(小道具もやばい)。推理部分のクライマックス、被害者が毒を飲む瞬間の回想(「その条件がそろうまで…」のコマ)の絵なんてかなりアレだ。絵を利用した演出が多いだけに絵に注目する読者も多そうで、このハンデはちょっと厳しいかも。とはいえ、絵を利用した演出が多いだけに作者の絵へののこだわりはたぶん大きいだろうから絵の成長は速そうな気もする。時間との戦い。

推理部分も、準備時間がたっぷりあったはずの第一話にしてはえらく単純。もっとも、この漫画にとって推理の楽しみはたぶん必須のものではなく、脳噛ネウロというキャラクターの個性を描くための背景として、推理ものの「事件発生→推理→犯人はあなたです」というお決まりの流れを利用している格好じゃないかと思う。でも背景がよく出来ているほうが主役も光るだろうし、もう少し頑張って欲しいところ。ブレーンを入れてもいいし。

NARUTO( ナルト )  :  岸本斉史(きしもと まさし)

モチーフに沿った動きをする紙細工を爆発させる能力? ガアラの砂と比べるとひねくれてて念能力チックな感じ。絵で表現すると映える面白い能力だ。

ガアラが強いのか暁が弱いのか、力押しでダメージが入ってしまった。たぶんガアラが強いんだろうから、サソリが助けに来てガアラを洗脳する展開なんてのもありか。

アイシールド21  :  原作稲垣理一郎(いながき りいちろう) 漫画村田雄介(むらた ゆうすけ)

話の流れが論理的で美しい。絵もいい感じで今週はかなりよかった。しかしセナはどんどんパワーアップしてしまうなあ。

DEATH NOTE  :  原作大場(おおば)つぐみ 漫画小畑健(おばた たけし)

予想外のL死亡! 同じ原作つきでもこっちはかなり違う印象だ。

ライトが再びノートを手にした=ライトがキラとしてつかまる可能性がまた出来た(先週ノート持ってるのがミサ=つかまるならミサということが示されてた)ので、そこがほころびになる、のか? あるいは8時から10時までの間の微妙な空白期間に何かあって、それを突破口にするか(たとえば、Lが死ぬ間際に伝言とか)? でも追いかけるのが親父相沢松田模木じゃなあ(アイバーとウエディもいるけど)。いっそライトはつかまらない前提で新世界関連の話を進めるのも面白いかも。

ユート  :  原作ほったゆみ 漫画河野慶(かわの けい)

この展開ならスラップとノーマルの違いの説明はもっと欲しい。雄斗にも何かこだわりがあるみたいなので、靴がらみのエピソードはこの先もっと詳しくやるのかもしれない。まだ雄斗の滑走シーンすらまともに描かれていないし、開始早々かなりゆっくりとした展開だ。この手の「じらし」は、ジャンプでは危険な気もするけど……。

銀魂  :  空知英秋(そらち ひであき)

ハゲ親父という格好のネタを得てセリフが冴えまくってる状態。それなのにラストでいきなり方向が変わるからビビった。

続編いるの? ってときに限って続編が面白いことが多い気がするから、たぶん来週も面白いんだろう。しかしどうまとめるかな。

D.Gray-man  :  星野桂(ほしの かつら)

戦いながらのおしゃべりの描写は面白かった。ドロドロの展開や残酷趣味だけじゃなく漫画的ハッタリもこなせるあたりがこの漫画のいいところ。

ボボボーボ・ボーボボ  :  澤井啓夫(さわい よしお)

魚雷先生最強の座をゆるがさずに描くのは難しかったか、ちょっと迫力に欠けたぞ地雷ダンディ。再登場希望。

テニスの王子様  :  許斐剛(このみ たけし)

タニシ戦は面白かった。次はダブルスだっけ。

家庭教師ヒットマンREBORN!  :  天野明(あまの あきら)

落ち着いてるように見えて一番子どもっぽい原理で動いているのがビアンキ(よくも私抜きで遊んでくれたわね)。いいキャラだ。

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所  :  西義之(にし よしゆき)

霊撃手が返り討ち。ここ最近は魔法律の弱点というか、それほど万能じゃないということを示している感じ(罪を犯していない人に魔法律を食らわせると本人にはねかえるとか)。ムヒョが天才タイプのキャラだから、魔法律も絶対すぎると話を作りづらいんだろうか。バトルものの要素が入るならなおさら。

魔法律が絶対じゃないのはいいが、法律なんだから今回のように力押しで負けるのはちょっとイメージが違う。「法律の抜け穴」みたいな、ウラ技的負け方をして欲しかった(ひょっとして、霊撃手が負けたのは相手が霊じゃない(人間?)からだろうか? エンチューって人間なんだっけ。そのあたりの話を読み損ねてしまった)。

こちら葛飾区亀有公園前派出所  :  秋本治(あきもと おさむ)

ちょっと余裕のないラストで残念。アイデアは面白いのに。

武装錬金(ブソウレンキン)  :  和月伸宏(わつき のぶひろ)

ブラボーに続いて火渡まで登場。ニュートンアップル学園につくまでに全員倒してしまうのか? 打ち切り対策で、ワンクールごとに区切りをつけられるようにする(火渡と戦ってエンドじゃおかしいがニュートンアップルについた時点でエンドならなんとかなる)ためだろうか。しかし戦闘が続きすぎてる気がする。

HUNTERxHUNTER(ハンターハンター)  :  冨樫義博(とがし よしひろ)

面白い……んだが、こっちも戦闘が続きすぎてる気がする。雑魚戦の段階は終わったと思ってた。

いちご100%  :  河下水希(かわした みずき)

一瞬これで全部終了かと思ったが、よく考えたら真中が西野のことが好きなのはもはや前提で、同時に東城その他のことも好きであるのが問題なのだった。そしてそっちについては真中は触れてないのだった。

Mr.FULLSWING(ミスターフルスイング)  :  鈴木信也(すずき しんや)

こんな打ち方じゃボールが真横に飛んでってしまうような……と思ったら、よく考えると由太郎は種田打法(身体が最初から開いてる打法)の使い手だった。そのおかげで一塁ギリギリあたりに飛ぶことになるのかも。種田打法が試合展開に絡むことになったらなんか嬉しい。

WāqWāq(ワークワーク)  :  藤崎竜(ふじさき りゅう)

ヨキ先生の願いは赤き血の神を殺すこと。神様は黒い血の人に憎まれるという性質があったんだっけ。しかしヨキは何年も前からすべてを予定していたのに、願いは新参者の松田神を殺すことなのか? このセリフはもう一人の赤い血の人であるコトを指したものの気がする。

黒の血の人に憎まれるで思い出したのがフランの存在。ヨキ打倒・和解、コトキクを何とかして撃破、すべて終わったと思った瞬間憎悪モードになったフランが松田神を刺すとか。今の状態じゃフランが付いてきた意味がわからないし……。

未確認少年(みかくにんしょうねん)ゲドー  :  岡野剛(おかの たけし)

あら終了。ネタ切れの気配が見える前に終わったのはいいことだった気がする。バトル編前に良作が連続していた記憶があるが、あれが手持ちのネタを出し切ったためだとしたら、この終了はまさに時期を得たものになる。そうじゃなくてまだまだアイデアがあるけど無念の終了だったとしたらちょっと残念だ。

「子ども向け」であることを(わりと露骨に)意識して描いた、しかもそのわりに嫌味が少ない、健全な作品だった。実際に子どもに受けたのかは分からないが、その姿勢はすごくいい。

ピューっと吹く! ジャガー  :  うすた京介(うすた きょうすけ)

読者投稿ページの見本のネタがツボにはまってしまった。昨年の水着。

本編はちょっとワンパターン気味か。でも先は気になる(続くの?)。

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