書き出し
さて、初テキストである。である、などと書き出してみたものもこれが自分の文体かどうかわからない。ですます調が良いのかも知れぬし、マリオだ、などの言い切り、門切りスタイル、ねーねー彼女、僕とマリオを追及してみない? などという話し掛ける形の文体、ある日僕はマリオについて考えた、などの一人称文体などが合うのかも知れぬ。初テキストで自分にどの文体が良いか見抜くのは至難の業であろう。 さて、マリオである。任天堂の人気キャラクターのマリオである。いい歳してオーバーオールに赤シャツのいでたちで、水道管整備員などをやっているマリオである。何回変換してもマリ尾と変換されてホッチーに苛立ちを覚えさせるマリ尾である。マリ尾である。Mの帽子のマリ尾である。 もしかしてマリオを知らない人がいるかもしれないので解説しておこう。スーパーマリオブラザーズとは、大体1985年ぐらい(おい)に任天堂から発売された横スクロールアクションビデオゲームで、同じく任天堂から発売された家庭用ゲーム機、ファミリーコンピューターの爆発的流行を支えた人気ソフトである。だがこのソフト、なかなかに変態的な要素をも含んでいるのである。 |
第一章 名前マリオの世界の大きな特徴として、インパクトのあるキャラクター、そしてその名前があげられる。ここではその名前に着目して語ろうと思う。
主人公であり、多くのプレイヤーの分身(ここで多くの、と付けた理由は書くまでも無い)。名前の由来はスタッフがアメリカに進出した時に知り合った倉庫番のおじさんから拝借したらしい。今頃そのマリオ氏がどうしているかは興味が尽きぬところだ。名前自体はイタリア系の、そう珍しくも無い名前だそうだ。やはり、スーパースターの名前はエキセントリックであってはならない。ごく普通でありつつも響きがよく、覚えやすい名前こそがスターの名足りうるのである。
弟である、というだけでシャア専用に対する量産型の如く苦汁を飲まされ続けてきた、ご存知緑の人気者。マリオの弟のルイージである。彼の名前についてはかなり信憑性のある記事を発見したので、紹介する。http://www.famitsu.com/game/extra/special/2000/zelda/zelda04.html
ルイージの名前をアメリカのスタッフが付けたことが記述されている。さらに、あわせてこれもみて欲しい。 3.クッパ
マリオシリーズではほとんど敵役として登場し、未だに主演が無いという不遇の亀。しかしどのシリーズでもそれなりの手強さを発揮している。
1,2ではさらわれたままマリオ・ルイージに素通りされ、助けてもらえないことも多い不遇な存在(不遇な人ばかりだな)だが、USAではパーティ随一の怪力、RPGでは武器、道具販売、マリオカートでは使えこなせば最強の軽量級選手と、多方面で活躍を示してもいる。数も結構多い。名前の由来はまず間違いなくピノキオだろう。
突然ザコキャラだが許してもらいたい。後である一団をまとめて紹介したいのだ。
ジュゲムに投げられる赤い球体(緑もあるが数少ない。マリオ兄弟と同じである)。まっすぐ下に落ちるだけだが、事実上よけるだけしか対処法が無いので、苦しい。
トゲが生えたカメ。由来は特に無いのでは。
大砲の弾。重力を無視して直進する。これも由来はなさそう。
かなり強いカメ。場合によっては(コースのレベルによっては)クッパより強い。ハンマーを投げる。ブロス、はおそらくブラザーズの略で、二人組みで登場することが多いのでこの名がついたのではないか。
多少強いカメ。クリボーの変わりに出たりする。由来はそのままだろう。
食虫植物。なぜか土管が住まいである。名前はそのものといったところ。
溶岩の固まり。クッパが魔力で飛ばしている、という設定か。名前は泡という単語から。
面倒なので「バー」と呼んでいる。回るだけの存在だが、時計回りと販時計回りがいて侮れない。なまえはまんま。
水中をイメージしたネーミングであろう。
「ゲソ焼き一丁!」 さて、ここからマリオワールドの内容は、ネーミングや形状だけでも製作者の変態性がありありと窺えるほどになる。いつの世も天才は、どこか倒錯しているものである。
心なしか大きなフォントで表記してしまった。それほどに、……実はこの第一章「名前」は、彼を表現するために書き始めたのである。それほどに重要なキャラなのだ。彼はステージ1-1で登場する。マリオORルイージが最初に出会うザコである(除く裏面)。そして、マリオの全てを表現している。
やってくれたものである。「パタクリボー」というバター犬を連想してしまったのは僕の頭がおかしいのよねなネーミングの飛べるクリボーが落としてくる。ぶつかってもやられないが移動力が落ち、攻略が不利になるのだがとにかく、マメクリボーだ。やってくれたものである。
マリオたちが住んでいる国。クッパの魔力により、住民がブロックや敵キャラに変えられている。実はそれだけではないのだが、それは保留しておいて……。キノコである。しかもその住人が「クリボー」。……モニターの前で赤面してしまうほどだ。
カメ。赤と緑がある。ワールドでは黄色と青も追加される。しかしことの本質は彼の名前には無い(「名前」という名の章であるにもかかわらず)。
飛行に走ったtortoise。redとgreenがある。ワールドではyellowとblueも追加される。しかしことの本質は彼のnamingには無い(「the naming」という名のchapterであるにもかかわらず)。
全ての元凶。楽しんでいるかのようにクッパにさらわれ、彼をさんざんもてあそんだあとマリオORルイージに連れられてさっさと王位に戻る。 |
おまけ キャラクター辞典ここではマリオシリーズに関係のあるキャラクターの紹介をしようと思う。もしお役に立てたなら光栄だが、この章に至るまで役に立ちそうな文章を書いていなかったというのも由々しき問題ではある気がする。
あ行 アイテム
か行 カミナリ
甲羅
コクッパ
さ行 しゃがみジャンプ
スーパーキノコ
スーパー木の葉
スーパースター
スーパーマリオブラザーズ
スーパーマリオブラザーズ2
スーパーマリオブラザーズ3
スーパーマリオブラザーズUSA
た行 タヌキスーツ
な行 ネス
は行 パタパタの羽根
ファイアフラワー
ま行 マリオ
や行 ら行 ルイージ
わをんその他 ↑↑↑ |